プレミアムチリワインのパイオニアとして知られるモンテスは、1988年、4人の専門家が集まり、それぞれが培ってきた技術と経験を結集させることによって誕生しました。品質追求のための革新を続けること、特にこれまで誰も行っていない新たな試みに挑戦し続けることで、チリワインのポテンシャルを世界に広め続けてきました。チリを代表するプレミアムワイナリーとして誰もが認める存在となった今でも、チリワインの可能性と最高品質を追求し、新しいワイン造りに挑戦し続けています。モンテスのワイナリーはチリの首都サンティアゴから2時間ほど離れた、コルチャグア・ヴァレーのアパルタにあります。丘陵地帯の斜面を縫うようにブドウが植えられた広大な敷地は圧巻。このアパルタの丘陵地帯からモンテスの挑戦は始まったのです。創業当時、チリにおけるワイン用ブドウ栽培は平地が主流。ヨーロッパでは日当たりや土壌を考慮し、丘陵地帯で造られる偉大なワインがあることに着目したワインメーカーのアウレリオ・モンテス氏は、急斜面でのブドウ栽培に挑戦し周囲を驚かせます。創業時にリリースされた「アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン」の評価に飽き足らず、「アルファ・エム」、「フォリー・シラー」、「パープル・エンジェル」などのプレミアムワインを次々と生み出し、世界における評価を高めていきます。昨今の気候変動における影響を危惧し、持続可能なワイン造りを実現するため、新しい産地の開拓や栽培方法を実践するなど、現在も飽くなき挑戦心で高品質なワインを造り続けています。ワイナリーの設計に風水を導入したり、ワインがリラックスして熟成するようセラーに聖歌を流すなど、最高のワインを育むためのきめ細やかな環境づくりも行なっています。世界的にも有名なワインメーカーのアウレリオ・モンテス氏は、世界中でワイン造りを学んだ経験を持ち、チリにおける品質改革のリーダー的存在です。
著名なワイン評論家であるロバート・パーカー氏は著書の中で、モンテスを「チリワインが到達できる最も高いレベルに位置している。エントリーレベルのワインは驚くほど良心的な価格で初心者向けのチリワインとして完璧であると同時に、プレミアムワインは長期熟成に値するクオリティを誇る。」と絶賛しています。